機械知覚&ロボティクスグループ
中部大学

Machine Learning Semantic Segmentation Medical Imaging 口頭発表

SAMのプロンプトチューニングと繰り返し推論による細胞画像セグメンテーションの高精度化

Author
舩井祥吾, 平川翼, 山下隆義,藤吉弘亘
Publication
動的画像処理実用化ワークショップ

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セグメンテーションの基盤モデルであるSegmentAnythingModel(SAM)のプロンプトチューニングと,
繰り返し推論によりセグメンテーションする手法を提案する.提案手法は,SAMのPromptencoder部に新たな
トークンを追加してプロンプトチューニングを行うことと,繰り返し回数tとt−1のマスクを比べて,しきい値
よりも大きい変化がある場合に繰り返し推論を行うことにより,位置ずれが生じたプロンプトによる精度低下を
防ぐことが可能になる.電子顕微鏡細胞画像を対象としたISBIデータセットとElectronMicroscopy Datasetを
用いた評価実験により,提案手法の有効性を確認した.

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