Human Detection
口頭発表
DPMのスコア回帰を用いたオクルージョン対応による人検出性能の高精度化
- Author
- 宇佐見剛司,山内悠嗣,山下隆義,藤吉弘亘
- Publication
- コンピュータビジョンとイメージメディア研究会, 2015
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パーツベースの物体検出法であるDeformable Part Models(DPM)は,姿勢の変動に頑健な物体検出法として知られている.DPMは全てのパーツが見えていることが前提となっており,オクルージョンの発生により検出対象のパーツが隠れると,検出が困難になるという問題がある.そこで,本研究では検出スコアとオクルージョンの発生率からオクルージョンの影響を低減したスコアを回帰することで,オクルージョンに頑健な人検出法を提案する.提案手法は,距離画像から判定したオクルージョンの発生割合とDPMの各スコアを説明変数として回帰に用いる.評価実験により,従来のDPMの検出性能と比較し,提案手法では,約20%の精度向上を確認した.