First Person Vision
口頭発表
First Person Vision のためのST-patch 特徴を用いた自己動作識別
- Author
- 古川拓弥, 藤吉弘亘
- Publication
- パターン認識・メディア研究会, pp. 53–58, 2010
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近年,映像中から人の動作を認識する研究が盛んに行われている. しかし,従来法の多くは人を外側から撮影しているため, 行動意図の認識は困難である.このような問題に対し,First Person Visionというアプローチが提案されている.これは,Inside-Outカメラと呼ばれる2つのカメラが搭載されている装置を人の頭部に装着し, 人の視界を観測するシーン映像と,眼球を観測した眼球映像から人の行動意図を認識する試みである. 本稿では,このFirst Person Visionを実現するために,Inside-Outカメラを用いて撮影したシーン映像のみから 大域的ST-patchと局所的ST-patchを用いて特徴を算出し,マルチクラスのBoosting手法であるJoint Boostingを用いて歩行時における6種類の動作識別を行う.評価実験の結果,提案手法はオプティカルフローを用いた比較手法よりも識別精度が27.3%向上した.
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