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口頭発表
局所特徴量の関連性に着目したJoint特徴による物体検出
- Author
- 藤吉弘亘
- Publication
- コンピュータビジョンとイメージメディア研究会, pp. 43–54, 2009
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本稿では,複数のHOG特徴量間の共起を表現するJoint特徴を用いた動画像からの物体検出法について述べる. Joint特徴は,組み合わされた2つのセル間のHOG特徴量の共起を表現し,1段階目のReal AdaBoostにより組み合わせる. 次に,生成されたJoint特徴候補のプールを入力とした2段階目のReal AdaBoostによって最終識別器を構築する. これにより,単一のHOG特徴量のみでは捉えることができない物体の対称的な形状や連続的なエッジを捉えることが可能となる. Joint特徴の有効性を示すために, 人と車両を検出対象として評価実験を行い,Joint特徴の有効性を述べる. さらに,異なる解像度のHOG特徴量間の共起や時空間特徴量の共起, TOFカメラから得られるデプス情報との共起の効果についても述べる.