Amazon Robotics Challenge
7月27日(木) ~ 30日(日)に名古屋市国際展示場(ボートメッセなごや)において,Amazon Robotics LLC主催の「Amazon Robotics Challenge (ARC)」が開催されました.
ARCでは,多数の商品群が置かれた物流倉庫を想定し,各チームが開発したロボットが指定された商品を速く正確に取りだし,収納ができるかを競います.物体認識,姿勢制御,把持計画などを組み合わせ,一定時間内に取り出しや収納に成功した商品数によって採点されます.
日米独など世界十ヶ国・地域の16チームが事前審査を通過,中部大学,三菱電機,中京大学の合同チーム「MC^2 (エム・シー・スクエアード) 」は第1回,第2回に引き続き参加しました.中部大学MPRGからは藤吉先生,山下先生,山内先生を筆頭に学生複数名が参加し,画像認識技術による物体の識別で貢献しました.
大会は回を重ねるたびに課題が難しくなりますが,MC^2はStow Task部門第3位という輝かしい成績を収めることができました.ホームグラウンドである日本での開催で表彰台に立つことができ,大変嬉しく思います.また,世界中の高いレベルの技術者が集うこの大会を通じて得られた経験や知見を,将来のロボット活用に向けた研究開発に役立てていきたいと思います.