Vision Applications
口頭発表
キーフレーム間の物体追跡結果に基づく仮想カメラワーク映像の生成法
- Author
- 篠木雄大, 藤吉弘亘
- Publication
- デジタルコンテンツシンポジウム, 2008
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近年では,個人で手軽にHD(High-Definition) 映像の撮影,映像のインターネット配信が可能となって いる.しかし,撮影したHD映像を直接配信することは,映像サイズやデータ容量の問題があり不可能である.本稿では,撮影したHD 映像中の2つのキーフレームに存在する対象物をユーザが指定し,2つのキーフレーム間を双方向に追跡した結果を基にROI(Region of Interest) のトリミングを行う事により,カメラワーク映像を自動生成する手 法を提案する.ROIをトリミングする際にはbi-directional tracking により得られた対象物の追跡結果をトリミング 位置を基に,放送カメラマンの撮影特徴を利用したカメラワークモデルを適用することにより,滑らかで自然なカメ ラワーク映像の自動生成が可能である.カメラワークモデルを適用するカメラワークと適用しないカメラワークの比較を行い,主観評価を行う事により本手法の有効性を確認した.
※本発表は第4回デジタルコンテンツシンポジウム デジタルコンテンツ船井賞を受賞しました。