Deep Learning
口頭発表
物体クラスを考慮したFM-NMSによる物体検出の知識蒸留
- Author
- 劉履壮, 平川翼, 山下隆義, 藤吉弘亘
- Publication
- ビジョン技術の実利用ワークショップ, 2021
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物体検出モデルの精度と速度の両立が重要である.組み込み端末に実装する場合,軽量化したモデルを用いることで,検出速度は高速化できるが,精度は低下するという問題点がある.そこで本研究では,教師モデルにYOLOv4,生徒モデルにYOLOv4-tinyを用いて,One-stageの物体検出に対して知識蒸留を適用する.また,物体検出で行う一般的なNMS処理の代わりに特徴マップにNMS処理を行うFM-NMSを導入して知識蒸留する.このとき,物体クラスごとに着目サイズを変えることで誤検出を抑制,精度向上を図る.評価実験の結果,提案手法で知識蒸留したYOLOv4-tinyモデルの検出精度が向上することを確認した.