機械知覚&ロボティクスグループ
中部大学

Deep Learning 口頭発表

配置物体を考慮したAttention機構マルチモーダルネットワークによる衝突予測

Author
河合竹彦, 平川翼, 山下隆義, 藤吉弘亘, 杉浦孔明
Publication
日本ロボット学会学術講演会, 2021

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高齢者や障碍者の生活支援は人手不足が問題になっている.そのため,家庭で家事や介護などの生活支援を行う,Domestic Service Robot (DSR)の需要が高まっている.DSRが生活支援を行う場合の基本的な動作として,物体を移動させる物体運搬タスクが挙げられる.物体運搬タスクには,運搬した物体を配置する物体配置タスクが含まれる.DSRが行う物体配置タスクは,家庭環境で行われる.そのため,工業用ロボットと異なり,配置エリアに多様な物体が乱雑に配置され,障害物となる場合がある.このような状況で物体配置タスクを行うには,事前に有害な衝突が発生するかを予測し,衝突を防ぐ必要がある.そこで本研究では,未知物体を含む物体配置タスクにおける衝突予測において,配置物体を考慮したAttention機構マルチモーダルネットワークを提案する.さらに,この問題設定のために,配置物体の姿勢変化を追加した衝突予測データセットの作成を行う.

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