Human Detection
Vision Applications
口頭発表
検出対象をリコンフィグ可能なJoint-HOGによるFPGAハードウェア検出器
- Author
- 矢澤芳文, 吉見勤, 都筑輝泰, 土肥知美, 藤吉弘亘
- Publication
- 画像センシングシンポジウム, 2011
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近年,統計的学習方法と局所領域のlow-levelな特徴量を用いた人や車両などの物体検出の研究が取り組まれている.これらは車載・監視カメラなどの組み込み用途での利用が望まれている.なかでも複数のlow-levelな特徴であるHistograms of Oriented Gradients(HOG)特徴を組み合わせることで,「連続的な形状」や「対照的な形状」を捉えることが可能であるJoint-HOG特徴量が物体検出に有効と報告されている.本稿では,Joint-HOG特徴量の「高速化」と,検出対象の「柔軟性」を目的としたハードウェアアーキテクチャを提案する.HOG特徴量算出・識別演算部とJoint-HOG学習結果を分離したハードウェアアーキテクチャの設計を行った.FPGAボードに実装し動作確認したところ,実用的な時間で動作させることができた.さらに事前学習結果を差し替えることで”人”や”車両”などの,検出対象を動的に変更することが可能であることを確認できた.