機械知覚&ロボティクスグループ
中部大学

Machine Learning 学術論文(J)

ニューラルネットワークによるナンバープレートの位置検出

Author
藤吉弘亘, 梅崎太造, 今村友彦, 金出武雄
Publication
電子情報通信学会論文誌, vol. J80–D2 pp. 1627–1634, 1997

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本論文では、ナンバープレートの重心位置を出力するように学習させたニューラルネットワークを使用して、プレート領域を抽出する方法を提案し、その有効性を示す。学習パターンの提示位置は、乱数で与えられるため、毎回異なるパターンがニューラルネットワークに学習され、汎化能力の高いニューラルネットが形成される。学習パターン中に含まれるナンバープレートの最適学習面積、バンパーとヘッドライト部分の抑制学習による効果、および学習パターンの拡大縮小と濃度値変換による効果について検討する。地下駐車場で撮影された595台の車に対して評価実験を行った結果、それぞれ98.5%,98.7%および100%の検出率を得た。

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